Terminal を設定するには、ターミナルの設定 ダイアログが現れ、Terminal の振る舞いを調節できます。
→ を選択するかウィンドウのターミナル部分を右クリックして を選択します。これによりターミナルの最初のタイトルは、このテキストボックスを使って指定します。新しいターミナルには最初のタイトルが付けられます。
最初のタイトルはいくつかのトークンで置き換えることができます。詳しくは 「ターミナルのタイトルを変えるには」 を参照してください。
ターミナルで実行するコマンドがターミナルにタイトルを付けることがありますので、そのような自動的に付くタイトルの扱い方をこのドロップダウンリストで指定してください。
新しいターミナルを開く時、Terminal にシェルをログインシェルとして強制実行させたい場合は、このオプションを選択してください。インタラクティブシェルとして実行する場合とログインシェルとして実行する場合の違いについては、使用するシェルの文書を参照してください。
新しいターミナルが開かれる時、utmp と wtmp の記録に新規エントリを挿入する場合はこのオプションを選択します。
ターミナルがコマンドからの多くの出力を表示し続けている間、その出力のスクロールを行いたいときはこのオプションを選択してください。
何かキーを押すことによって、ターミナルウィンドウをコマンドプロンプトまでスクロールさせたいときはこのオプションを選択してください。これはターミナルウィンドウが上にスクロールされていたときに、コマンドプロンプトまで帰らせたい場合のみに適用される動作です。
ターミナルウィンドウに表示されるスクロールバーの位置の指定をこのドロップダウンリストで行えます。
このスピンボックスにスクロールバーやマウスホイールを使用しながらスクロールバックできる行数を指定します。例えばここに 1000 と指定すると、ターミナルに表示された最新の 1000 行をスクロールバックすることができます。
ターミナルで使用したいフォントの種類やサイズを選択するには、このボタンをクリックします。
ターミナルでテキストが描画される時、Terminal にアンチエイリアス処理を行わせるかどうかを決めるには、「ターミナルフォントのアンチエイリアスを有効にする」 オプションを使います。このオプションを無効にすると、ターミナルの描画性能が目に見えて向上する上に、処理速度が遅いシステムでのシステム全般の負荷を減らす可能性があります。
「太字の使用を許可する」 オプションで、ターミナル内で実行するアプリケーションに太字を使わせるかどうかを管理します。無効にした場合、すべてのテキストは選択されたフォントで描画されます。有効にした場合は、一定のテキストが太字で描画されます。
ターミナルウィンドウの背景を選択します。以下がそのオプションです:
ターミナルの背景色として、配色で指定される背景色を使用する場合、このオプションを選択してください。
ターミナルの背景に画像を使用する場合はこのオプションを選択してください。画像の場所や名前を 「ファイル」 エントリーボックスで設定します。
「スタイル」 オプションを使用して背景画像の表示方法を指定します。Terminal は背景画像の、タイル状、中央揃え、拡大縮小、および伸長表示をサポートします。
ターミナルの背景を (擬似的に) 透明にする場合はこのオプションを選択します。
「画像を使用する」 または 「透明にする」 を選択している場合、「透明度」 スライダを利用してターミナルの背景画像の明るさや透明度が調整できます。
新しいターミナルウィンドウにデフォルトでメニューバーを表示する場合、このオプションを選択します。
新しいターミナルウィンドウにデフォルトでツールバーを表示する場合、このオプションを選択します。
新しいターミナルウィンドウにデフォルトでウィンドウ枠を表示する場合、このオプションを選択します。
Terminal が通常の文字とカーソルを描画するのに使う色は 文字の色 および カーソルの色 のボタンで設定します。ターミナル内で実行するアプリケーションが利用する色を、その下にあるパレットから別の色に変更することもできます。
ターミナルウィンドウのデフォルトの背景色を選択するには 「背景色」 ボタンをクリックします。この色は背景に 「透明にする」 あるいは 「画像を使用する」 が選択されている時の配合色としても用いられます。
ターミナルウィンドウでテキストを選択する時に使用する背景色を選択します。色を指定することもできますし、そのままデフォルトで決められているものを使用することもできます。
ターミナル内では 16 色のパレットを使ってアプリケーションを動作させることができます。この 16 色のボタンをクリックすると、それぞれの色を変更できます。
ダイアログのショートカットキー セクションには各メニューアイテムに対して定義されているショートカットキーのリストがあります。これらのショートカットキーを使用することで、マウスを利用することなくメニューアイテムを選択できます。ショートカットキーには、非修飾キーのいずれか、またはいくつかの修飾キーと非修飾キーの組み合わせたものが指定できます。修飾キーには Alt、Ctrl などがあります。
メニューアイテムのショートカットキーを変更するには、リストのアイテムをダブルクリックして設定したいキーの組み合せを押してください。メニューアイテムのショートカットキーを無効にするには、リスト中のアイテムをダブルクリックして 「クリア」 ボタンをクリックしてください。
アクセスキーを無効にする場合はこのオプションを選択してください。アクセスキーとは、メニューアイテムの選択に際してマウスの代わりにキーボードで行えるよう定義されているものです。具体的には、メニューやダイアログオプションに、括弧で括られた下線付きのアルファベット文字で表示されています。いくつかのケースでは、所与の動作を行うために、このアクセスキーを Alt キーと組み合わせて押す必要があります。
Terminal のメニューへアクセスできるよう定義されているショートカットキーを無効にするには、このオプションを選択してください。デフォルトショートカットキーは F10 になっています。
実行させたい Backspace キーの機能を選択するにはこのドロップダウンリストを使用します。
実行させたい Delete キーの機能を選択するにはこのドロップダウンリストを使用します。
新しいターミナルタブまたはターミナルウィンドウが開かれる時に、環境変数 $TERM
にセットされる値を指定します。ほとんどのシステムはこのデフォルト値で大丈夫なはずです。一部アプリケーションで色に関する問題が発生したり、特定のアプリケーションがおかしな挙動をしている場合、ここに xterm-color
をセットしてみてください。ncurses 5.6 以降を使用していて問題がある場合は、xfce
を指定してみてください。
互換性 に関する各オプションを、それぞれのデフォルト値にリセットする場合は、このボタンをクリックしてください。
テキストを単語単位で選択する時に Terminal が単語の一部として見なす文字や文字のグループの指定には、このテキストボックスを使用します。